1学期終業式
- 公開日
- 2022/07/20
- 更新日
- 2022/07/20
校長室から
今日は1学期最後の日、終業式です。4月から7月の4か月の1学期で71日の登校日がありました。新しく入学した1年生は、すっかり小学生らしくなりました。他の学年の人たちも、みんな、4月より心も体も確かに成長しています。
さて、いよいよ明日から、楽しみな夏休みが始まります。そして、家での生活は、学校と違って、チャイムが鳴りません。自分で自分の心にチャイムを鳴らして、だらだらと流されるのではなく、けじめをつけて生活してください。ところで、みなさんは、1学期の授業のない土曜日や日曜日は、いつも何時ごろ起きていたのでしょうか。また、前の晩は何時頃寝ていたのでしょうか。たぶん、朝はいつもより寝坊して、夜は夜更かしして遅くまで起きていた人も少なくはなかったと思います。でも、そういう生活が習慣になってしまうと、この夏休みも毎日、授業のない土曜日や日曜日のような生活になってしまいます。
できることなら、普段と同じ時間に寝て、同じ時間に起きるようにしてもらいたいと思います。なぜなら、時間というものは、一度失ったらもう取り戻すことができないからです。ぼんやりしていても、集中していても、その時間は二度と帰らない貴重なものなのだからです。
昔の人は、そんな貴重な時間のことを「時は金なり」という言葉で表しました。これは、時間というのは、お金と同じように大切なものだという意味があります。お金だけが大切なわけではないので、みなさんに当てはめると「時は集中力なり」といえるかもしれません。限られた時間の中で、自分が何かに集中して生きることはとてもすばらしいことだと思います。そう考えると、一瞬、一瞬を集中して生きることが大切であり、大げさな言い方になるかもしれませんが、「時はいのちなり」といえます。
明日からの42日間の夏休みを安全で健康に元気に思い切り楽しんでください。そのために、このあと、生活のきまりについて藤井先生から、交通安全について永田先生から話があります。話の内容をしっかりと守ってください。それでは、みなさん一人一人が、楽しい思い出がいっぱい詰まった夏休みになることを期待しています。9月1日の2学期の始まりで元気に会いましょう。夏休みが終わって、全校のみなさんがそろって学校に来てくれることが、私の一番の夏休みの願いです。