学校日記

令和4年度 3学期始業式

公開日
2023/01/10
更新日
2023/01/10

校長室から

R5.1.10
 おはようございます。楽しい冬休みが終わり、今日から3学期となりました。
令和5年、2023年が始まりました。今年は卯年・兎年です。1月から3月生まれの6年生と4月から12月生まれの5年生が、歳男、歳女です。そして、実は私自身も歳男です。新たな年の初めに今日は、ウサギにちなんだ話をしながら、一年を充実させる第一歩にしたいと思います。

みなさんは、ウサギからどんなイメージがわきますか。うさぎは跳びはねることから、飛躍するという象徴になります。さらに、たくさんの子を産むことから豊かな実りとか、子孫が栄えるシンボルになっています。また、日本の昔話の「因幡の白兎」「兎と亀」「かちかち山」などでは、少しずるいけど、早とちりな性格のようにも描かれています。

また、ウサギにちなんだことわざには
「二兎を追うものは一兎をも得ず」が、よく取り上げられます。
二匹のウサギをいっぺんに追いかけていては、結局一匹も捕まえられない。同時に二つの事を得ようとすると、どちらも成し遂げられなくなってしまうので、一つずつ確実にこなしていくことが大切である。…という戒めです。
「兎の昼寝」なんていうのもあるそうです。
意味は、亀を馬鹿にして昼寝をしたため、競争に負けた童話から、油断をして思わぬ失敗を招くので気を付けなさい。ということです。
 でも、私が一番気に入ったのは「兎の登り坂」です。
ウサギは後ろ足が発達していて坂を上るのが得意なことから、持ち前の力を存分に発揮できることの例えだそうです。また、あらゆる事が良い状況に恵まれて、トントン拍子に進むこと。物事がよい条件に恵まれ、早く進むこと。…という例えだそうです。

浜っ子のみなさん一人一人が、一つ一つのことを確実にこなしていきながら、油断せず、持ち前の力を発揮して、物事がトントン拍子に前進するような3学期にいや1年にできたらいいなと願っています。