6/11(火)PTAカルチャーステージ〜歴史の新しい見方〜
- 公開日
- 2024/06/12
- 更新日
- 2024/06/12
新中の今
この日、体育館でPTA主催のカルチャーステージが行われました。今回のゲストは、設楽原歴史資料館館長の湯浅大司氏でした。
講師紹介の時から甲冑姿を見せ、度肝を抜かれました。そのまま戦国時代の甲冑の機能性を紹介していただく中で、15キロの重量でも疲れない「腰で着る」方法を教えていただきました。また、いかに身を守り、立身出世のために目立つかなど、命と褒美のバランスがそこから見えることも知り、それを乗り越えて大名として生き抜いた武将たちに思いを馳せることができました。碧南の地を治めたていた永井家は家康の家臣でしたが、そうやって生き抜いたのだと確信しました。
続いて、火縄銃の取扱いを説明してくださり、有名な三段打ちの映像を視聴しました。ここで、これが定説でありながら本当にそうだったのかという新しい視点を投げかけられました。火縄銃を打つまでに何行程もあるため、同じタイミングでは打てないのではないかという疑問です。コンビニのレジ待ちのように空いたところに次の人が入るやり方が考え出されているそうです。
教科書に出てくる歴史の内容でも違う見方をすると定説さえも変わってくるというお話でした。新たな視点を持つ面白さを歴史でも感じることができました。