熱く燃え、新中としての絆を深めた体育祭から３週間。次はクラスごとの絆を発表する場、合唱コンクールが開催されました。

　この日のために、実行委員、指揮者、伴奏者、パートリーダーを中心に、約２週間にわたって練習に取り組んできました。練習の中では、気持ちがすれ違ったり、言い争いになったりすることもありました。思うようにいかないもどかしさから涙を流す場面もありました。

　それでも、そうした壁を乗り越えながら、少しずつ合唱の完成度を高め、ついに本番の日を迎えました。

当日は、どの学年も近年まれに見る高いレベルの合唱を披露しました。

１年生は、初めての合唱コンクールとは思えない、勢いだけでなく美しさを兼ね備えた演奏でした。

２年生は、声変わりの時期で声が出しにくい男子も多い中、それを感じさせない力強い歌声を響かせました。

３年生は、まさに圧巻の演奏。単に美しいだけでなく、聴く人すべてに感動を与えるような、心に残る合唱でした。結果はそれぞれに出ましたが、どのクラスが金賞を受賞してもおかしくない、すばらしいコンクールとなりました。