12/10(火)JICA視察団~生活習慣病予防対策について~
- 公開日
- 2024/12/11
- 更新日
- 2024/12/11
新中の今
この日、JICA(独立行政法人国際協力機構)から12か国18名の方々が視察にいらっしゃいました。開発途上国では、急激な食生活の変化により「生活習慣病」が蔓延し始めているそうです。今回は、碧南市が昭和60年から展開している生活習慣病予防対策事業を参考にするための現地学校視察です。
始めに、3年生の保健分野の授業の様子を見ていただきました。保健体育科の授業の一環として行っていることは、他国にはあまりないようです。日本の文化や学校の仕組みにも興味があるということで、国語科の習字(書初め)の授業、数学科の少人数指導、英語科の授業も廊下から参観しました。真剣に授業を受けている姿にたいへん感銘を受けたとお褒めのお言葉をいただきました。
続いて、応接室で学校の概要と視察の中心である生活習慣病予防対策事業(血液検査)について説明しました。小中学校で検査と結果のフィードバックを経験することで、生涯にわたって健康を意識して生活できるようにと願いが込められていることも伝えました。
保健室の見学では、国によって造りが違うため、使い方や備品について興味津々で見学され、積極的な質問も多くされました。
本校は、健康推進学校の取組の一部として、本事業を取り入れています。今回の視察で、その経験やノウハウを技術移転することで、開発途上国の問題解決に貢献できることを祈っています。