油ヶ淵の観察〜4年生〜
- 公開日
- 2018/06/13
- 更新日
- 2018/06/13
校長室から
6月13日(水)
午後から4年生全員で「油ヶ淵」の観察にでかけました。最寄の田んぼから堤防に出て周辺の地形や環境を観察しました。田んぼにはカエルやサギ、湖沼の水辺にはカメ、タニシなどが見られました。ごみは無く、地域のみなさんの環境を大切にする意識の高さを実感しました。強風の中、みんなたくさんのスケッチをしており、このあとのまとめが楽しみです。◆油ヶ淵の歴史 1605年に開削された矢作新川の運んだ土砂によって、現在西尾市の米津村から碧南市の鷲塚村までが砂州でつながりました。そこに堤防を築いたため、北浦と呼ばれた入江は堤防で囲まれ、池になりました。それが油ヶ淵の原型です。その後、池周りの浅瀬に新田をつくり、洪水から守るために堀川(悪水路)を造りました。それでも度重なる洪水にみまわれ、1705年に新堀川(今の新川)を掘り、さらに1935年に高浜川を造って現在の油ヶ淵となりました。