６月２９日（木）
　５年生の家庭科の授業で、本校栄養教諭の加藤先生が野菜についてのお話をしてくださいました。理科でも習った植物の根・くき・葉についてはみんなよく知っていたのですが、「野菜はどの部分にできるのだろうか」という質問に対して「？」となる野菜がでてきました。さつまいものように根に成長するものはみんなもよく分かったのですが、じゃがいももやっぱり根が成長するものだと思っていました。それが、実はくきが成長したものだと聞いてみんなはびっくり！全員の予想を覆らせるこの質問からどんどん興味が深まって、授業も熱気につつまれました。花の部分を食べるものは？「えーっ、花が食べられるの？」「ブロッコリーです。」「はーっなるほど。」こんなやり取りの中で知的好奇心が深まる楽しい授業でした。私にとって、家庭科といったら『調理』の楽しさを思い浮かべますが、勉強は楽しければ済むわけではありません。“分かる楽しさ”を実感した授業でした。