学校日記

2学期終業式 校長挨拶

公開日
2021/12/23
更新日
2021/12/23

校長室から

2学期終業式
R3.12.23
おはようございます。4か月間の2学期が今日で終わります。2学期には、78日の登校日がありました。ちなみに3学期は6年生で48日、1から5年生には51日の登校日しかありません。長い2学期には、観劇会や運動会、校外学習、マラソン大会などのたくさんの行事がありました。9月1日の2学期始業式には、「大好きなことや、やってみたいことを考え、めあてや目標をたてて、たくさん挑戦してください。挑戦するチャンスは1回だけではありません。できるまでやる挑戦が、みんなを『なりたい自分』にしてくれるはずです。」…と話しました。浜っ子のみなさんは、自分のめあてややりたいことに挑戦する2学期だったでしょうか。2学期の最後の今日、担任の先生から渡される通知表を家の人と読みながら、しっかり振り返りをしてください。特に、担任の先生からの励ましの言葉は何度も読み返して、これからの自分の成長に生かしてほしいです。

さて、明日からいよいよ冬休みです。冬休みの間には日本の伝統的な行事や文化にふれる機会がたくさんあります。大そうじ、大晦日、除夜の鐘、初日の出、年賀状、初夢、初詣、門松、松飾り、七草がゆなどの言葉を聞いたこともあるでしょう。みなさんが楽しみにしているなお年玉も日本の文化の一つです。せっかくの冬休みですから、ぜひそのような日本の年末年始の文化や伝統にふれてみてください。文化や伝統的行事には歴史に根差した「形」が大切に残されています。たとえば、除夜の鐘は108回と決まっています。お正月に食べるおせち料理も種類が決まっています。お供えの鏡餅も形が決まっています。「外側より中身が大事だ」と言われることもあります。でも本当は、中身だけはなく外側も大事なのです。外側をきちんとしていると、自然にいつの間にか中身もきちんとしてくるものなのです。ですから、中身をきちんとするためには形をきちんとすることが大事であり、きちんと物事を行う近道でもあるのです。

浜っ子のみなさんが、冬休みに日本の文化や伝統にふれて、形のよさやすばらしさがわかるようになると、それが毎日の生活にも生きてくるのではないかと思います。それが3学期の生活に生かせるようになるとますますすばらしい大浜小学校になります。

ではみなさん、1月7日の3学期始業式に元気に学校へ来てください。