学校日記

全校朝会にサンタクロースが出現

公開日
2014/12/11
更新日
2014/12/11

校長室から

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 12月11日(木)の朝の全校朝会で、サンタクロースが現れました。クリスマスの音楽と共に現れたサンタさんは、みんなに、次のような「サンタクロースは本当にいるのか」という話をしてくれました。

 メリー クリスマス! アメリカのニューヨークに住んでいる小学校3年生のバージニアちゃんが、新聞社にこんな手紙を書きました。

『私の友だちに「サンタクロースなんていない」と言う子がいます。私は、サンタクロースはいると思います。家に帰って、お父さんに聞いたら「新聞社の人なら、きっと信頼できる返事を書いてくれるよ」と言いました。だから、どうぞ教えてください。サンタさんって、本当にいるんですか』

 しばらくして、この手紙の返事が、新聞の『社説』に次のように載りました。

『可愛いバージニアちゃんへ。お友だちの「サンタクロースはいない」という考えは、間違っています。バージニアちゃんの「サンタクロースはいる」と思っていることは、間違えではありません。この世の中に「愛」や「思いやり」や「まごころ」がある限り、サンタクロースは確かにいるのです。あなたも知っているように「愛」や「思いやり」や「まごころ」が、私たちの毎日の生活をどれほど楽しいものにしてくれているでしょう。でもね、もしこの世の中から「愛」や「思いやり」や「まごころ」がなくなってしまったら、きっとサンタクロースさんもいなくなってしまうでしょうね。「本物のサンタさんを見た」という人は、世界中を探してもどこにもいないようですが、見た人がいないからといって、サンタクロースがいないということにはなりません。この世の中には、目には見えなくても、本当に大切なことは、いくらでもあるんですから。サンタさんは永遠に生きています。そして、これからも、子どもたちの心の中を喜びで一杯にしてくれるでしょう』

 このお話は、今から100年も前の出来事で、この新聞社は、それから50年間も、毎年クリスマスのシーズンになると、この同じ社説を載せたそうです。皆さんも、サンタさんがいると信じて、「愛」や「思いやり」や「まごころ」を大切にしてくださいね。

 サンタさんは、こう子どもたちに話しかけて、次の学校に出かけて行きました。