7月7日 全校朝会
- 公開日
- 2016/07/07
- 更新日
- 2016/07/07
校長室から
全校朝会のお話(平成28年7月7日)
一学期も間もなく終わります。ここまでみなさんは自分で立てた目標を達成できましたでしょうか。また,各学級で立てた学級目標をみんなで力を合わせて達成できましたでしょうか。
本日は七夕です。昨日一昨日1年生2年生のみなさんが七夕飾りを行っていました。皆さんもご存知の織姫様と彦星様の星物語で有名ですね。天の川の西岸に住む織姫は機織りがとても得意で,美しい布を織り上げては父親である天帝を大変喜ばせておりました。そんな娘の結婚相手を探していた天帝は,東岸に住む働き者の牛使い彦星を引き合わせ,二人はめでたく夫婦になりました。
ところが,結婚してからというもの,二人は仕事もせずに仲睦まじくするばかり。これに怒った天帝が,天の川を隔てて二人を離れ離れにしてしまいました。
しかし,悲しみに明け暮れる二人をかわいそうに思い,天帝は七夕の夜に限って二人が再会することを許しました。こうして二人は,年に一度の今日逢うことができるようになったのです。
中国ではこのことを祝い,機織りにあやかり手習いや詩歌を作ることが上手になる願いごとをするようになりました。奈良時代に日本へ伝わり、笹竹に短冊をつるして願い事をするようになったのは,江戸時代からです。みなさんの短冊にも
「サッカーがうまくなれますように」「家族がかぜにならないように」
「花屋になれるように,花の名前をおぼえる」
「クロールが上手くおよげるように」「テストで100点が取れますように」
などと願い事が書いてありました。
太古から伝わる行事に思いを馳せ,願いをかけて本日も楽しく幸せに暮らすことを願うばかりです。これから来る夏休みも一日一日充実した日々を過ごし,無理なく,それでも確実にみなさんの成長につなげていただきたいと思います。