学校日記

美術館学習で『絵ごごろ』を学ぶ

公開日
2014/12/10
更新日
2014/12/10

校長室から

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 12月10日(水)の午前中、5年生が碧南市藤井達吉美術館に出かけました。今回は、碧南市ゆかりの作家伊藤廉画伯の展覧会を主に鑑賞します。伊藤画伯は、名古屋市出身ですが、この日進の名士、山中信天翁(しんてんおう)先生の弟のお孫さんです。子どもたちは、美術館の方から展示してある作品の魅力や美しさ、描き方などをわかりやすく教えていただきました。説明の中で、伊藤画伯の著書「絵の話」という本で、『絵ごころ』についての一説を話していただき、私の心に深く残ったので紹介します。それは、
「木の若葉の緑も花の紅も何ともないのは、動物です。そういうものをみて、何かを感ずる心をもつことで動物ではなくなるのです。そういう心が自分の心の中にあることを、自分でわかるようになったのが『絵ごころ』です。」
 説明の後は、スケッチです。子どもたちは、自分の気に入った作品の前に座り、じっくりと作品を見入ってスケッチに励んでいました。
 5年生は、昨日の「クルマと環境学習」に引き続いての「美術館学習」ですが、教科書では味わえない本物に出会うことで心が豊かになっていくチャンスをこれからも大切にしていけたらと考えています。