学校日記

2学期 始業のことば

公開日
2019/09/27
更新日
2019/09/27

校長室から

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2学期始業のことば    

 長い夏休みも終わり、今日から2学期が始まります。夏休みは、どうでしたか。自宅で、自分の思うように過ごせた人が多かったのではないでしょうか。
でも、今日からは学校生活の再スタートです。とりわけ2学期は学級学年や体育大会の団で過ごす時間が増え、集団での活動が多くなります。自分中心の生活から切り替える必要が出てきます。
そいうとき、頭に浮かぶ言葉があります。「おれがおれがの「我」を捨てて、おかげおかげの「気」で生きよ」という、先生が子供だった頃聞いた、40年以上前の校長先生の言葉です。どうでしょうか、みなさんは自分の損得ばかり考えてしまってはいいないでしょうか。それより、回りにいる友達のために何ができるか、何をしたらいいかを考えられる人になってほしいと思います。そのために、自分のやりたいことを少し抑えたり、自分の時間を使ったりできる。それが、2学期の行事や生活をよいものにする大事なポイントだと思います。
 
 昨日この体育館で「中央地区のふれあいペタボード」という行事がありました。地域のお年寄りや子どもが100人くらい集まって、ペタボードというゲームを楽しみました。そのお世話をするために、みなさんの中から20名のボランティアが参加しました。夏休みの最後の貴重な1日です。それなのに、人のために働いたり、地域の人と交流しようとしたりする人がいることにすごく感動しました。まさしく、これが、「自分をがまんすること」「人にためにがんばること」だなと思いました。

 また、8月19日から、ずっと人のために働き続けている生徒もいます。それは、応援リーダーや団旗制作の実行委員の人たちです。夏休み最後の活動日だった29日に、3つの団を回ってみましたが、どこも活気あふれ、工夫に満ちた応援を練習していました。赤団ガエンオウガのとあくん・ひかさん、青団レイショウパイレーツの開くん・あいりさん、黄団ギラハサンダースのそうた君、きえさんたち各団の団長さんのきびきびとした指示が飛び交い、かっこいいなと思いました。
また、英語教室では3つの団の団旗や登り旗が作られていました。粋なデザインを、はっきりした色彩で、丁寧に塗っていました。どの団も、勢いとやる気を感じるすばらしい団旗で、感動しました。この応援リーダーや団旗制作委員のみなさんも、自分の時間をがまんして、みんなのためにがんばった人たちです。
 さあ、これから始まる2学期、「おれがおれがの「我」を捨てて、おかげおかげの「気」で生きよ」。「が(我)」でなく「げ(気)」で生きる、互いに思いやり、支えあう2学期にして、いっそう中央中学校を盛り上げてほしいと願います。