校長先生の授業
- 公開日
- 2020/02/25
- 更新日
- 2020/02/25
お知らせ
3年生に、卒業前に行う「校長先生の授業」を2月14日・17日にかけて、3クラスで行いました。
今年伝えたかったテーマは「日本や世界について考える」ということでした。義務教育を卒業し自分の道を歩き始める生徒たちに、自分の周りだけでなく、地域や日本やひいては世界について考える視野の広い人間になってほしいという願いから行った授業でした。
授業では、十数年前に出版されてベストセラーとなった、『世界がもしも100人の村だったら』を、クラスの人数35人に設定を変えて行いました。世界の富を10本のソーセージとすると、世界の20%の人が7本のソーセージを所有してしまっていて、所得の低い最下層の20%の人は0,1本分のソーセージしかないことを実際に分配して実感しました。
生徒からは、「日本にいると不自由を感じないから気づかなかった」「みんなで幸せになることを考えられる人になりたい」という、うれしい声を聴くことができました。